6か月から4歳のコロナワクチン
生後6か月から4歳児の新型コロナウイルスワクチンが開始されています。
当院では5歳以上と同様にお勧めしておりません。
オミクロン株以降の重症化率・死亡率はインフルエンザを下回っております。
mRNAワクチン接種後に、肝臓や卵巣からmRNAが検出された報告もあります。新しいワクチンなので、これが長期的にどのような副反応を起こすかわかっていません。
北米では子供へのワクチンを勧められていますが、ヨーロッパを中心に子供への接種を見合わせている国も多く存在します。
このワクチンではオミクロン株の感染予防はできないことは判明しています。周囲へ感染させてしまうことも減らすことはできません。
弱毒化したコロナウイルスに対して、長期的には何が起こるかわからないワクチンを接種するのは、将来のある子供にとって得られるメリットよりもリスクが高いと考えております。
高齢者の重症化予防効果は確認されており、高齢者ご本人の接種をお勧めしております。